結界

「何をやってもうまくいかない」「何かに邪魔されている気がする」「原因不明の体調不良が起きている」「イライラしやすくなった」などを日々感じている場合、あなたは今、ネガティブなエネルギーにとらわれているかもしれません。このネガティブなエネルギーは、邪気、低い波動を持つ霊や悪霊、生霊によるものである可能性があります。こうしたネガティブなエネルギーから身を守るための方法の一つとして、「結界を張る」方法があります。そこで今回は、この結界を張る意味と具体的な方法を解説します。

「結界を張る」とは

結界といえば、神社の鳥居がまず挙げられますか。よく神社には鳥居の柱に沿って、もしくは「しめ縄」などで結界が張られています。神社によってその結界の強さは異なりますが、完璧に結界が張ってある神社もあるといわれています。結界は、神様が張るのではなく、人間が意図的に張るものです。このように、邪気や悪霊などの低次元の悪いエネルギーから守るために、結界、バリアーを張ることがあります。結界によって、神聖な領域と、そのほかの俗なる領域を明確に区切るのです。

また、結界を張ることで、自分や神聖なる場所のエネルギーを浄化するという意味もあります。その場所を浄化することでエネルギーを高くし、低くて悪いエネルギーを排除する、いわゆる「邪気を祓い」です。

結界を張る効果

結界を張るとどうなるのでしょうか。結界を張る目的は、聖なる領域とそれ以外の俗なる領域とを区別するためです。そして聖なる領域をより清浄化します。するとその聖なる領域には、ネガティブなエネルギーが極力排除された空間になります。

このような空間では、どのようなことが起こるのでしょうか。人間は、空気や気が清浄であることを何かしら感じられるといわれています。また、緊張していた身体や心が解き放たれ、リラックス効果が得られ、心身共に癒されるともいわれています。何より、居心地がよく、ずっとここにいたいという気持ちになるようです。

神社だけでなく、自宅や自分の部屋についても、結界を張ることが行われています。盛り塩や護符、パワーストーンなどの道具がよく使われます。こうした結界を自宅に張ることで、そこで生活する自分がネガティブなエネルギーから守られるといわれています。何かに邪魔されてしまい、何をやってもうまくいかない状況が増えていたり、原因不明の体調不良が起きていたり、心身共に不安定な状況である場合、それがいい方向に向かうでしょう。

結界を張る方法

では、この結界を実際に自分で張る方法をみていきましょう。一つ知っておきたいのは、神社の結界と自宅で自ら張る結界とはレベルがかなり異なるという点です。神社の結界は、誰もが張ることができるものではないといわれています。また、特別な術を用いて結界を張る、陰陽師の存在はよく知られていることでしょう。本格的に結界を張るには、こうした専門家の手を借りることもできます。ここでは、自分の部屋に張ることのできる、簡易的な結界を張る方法についてご説明します。

部屋の四隅に盛り塩をする

古くからよく行われている方法です。塩には清めの効果があるといわれていますが、この塩を部屋の四隅に「円錐」の形に盛ったものを配置します。なぜ円錐の形に盛るのかというと、三角形の形に意味があるからです。三角形はちょうど、真ん中中央にとんがった部分がありますが、これは天高くつき出しています。また、残りの2点は、しっかりと地についています。これにより、天と地をしっかりと結ぶ形状となっており、安定性ももたらします。つまり、三角形はその形でもって強力なパワーを示すのです。この塩は、通常、粗塩で行います。塩は放置しておくと固まりができるように、空気中の水分を吸い込みやすい性質があります。それと同時に、悪いエネルギーも吸い取ってくれるのです。それゆえ、盛り塩は定期的に交換する必要があります。部屋の四隅は必ずしも床面が見えているとは限りません。家具や家電製品、テーブルなどが置かれていれば、その上に盛り塩をするといいといわれています。塩を交換するときには、悪いものを吸い込んでいますから、料理などの飲食用で使うのは避けて、ゴミとして捨てましょう。

五芒星(ごぼうせい)で結界を張る

五芒星という星型の形は、魔よけの結界の意味があるといわれています。陰陽師が人間に対して結界を張るときも、首、右手、左手、右足、左足の5つのポイントに文字を書くという方法が行われています。これらを結ぶと星型になります。こうした五芒星を自分で結界を張るために行う方法としては、例えば、好きなパワーストーンの形で、五芒星のものを選ぶ方法があります。また、ブレスレットで、ちょうど星の5点となる位置に別の石を埋め込むことで、石同士を結ぶと五芒星の形ができあがるものがあります。この五芒星の形になるブレスレッドをつければ、自分の体に結界を張ることができます。

パワーストーンを持つ

パワーストーンそのものの結界を張る作用を用いることもあります。しかし、パワーストーンの選別は、なかなか素人ではむずかしいといわれています。場合によっては、結界として作用するどころか、自分にとってマイナスのエネルギーとなってしまう可能性もあるからです。解釈は専門家によって異なるため、具体的にどのパワーストーンに結界を張る力があるかを示すことができません。もしパワーストーンに通じている専門家や、結界をみることのできる人がいれば、選定してもらうといいでしょう。

気功で結界を張る

気功によって結界を張る方法です。盛り塩の代わりに、部屋の4隅に気の玉を置くことでも、結界になるといわれています。まずは自分で気の玉を作り出します。そしてそれを部屋の四隅に配置していきます。当然、気の玉は目には見えないため、気功で結界を張りながら気のパワーを感じることができます。こうして、気功で結界を張り終えると、結界が張られたことが感覚で分かるといわれています。

護符や霊符で結界を張る

よくあるお札を家の中の壁などに貼る方法です。お札に何か文字や記号が記されている護符や霊符を貼ることで、その護符や霊符から出てくる霊的なエネルギーにより、結界が張られます。護符や霊符の中には、邪気が入ってこないように防いでくれるものだけでなく、金運や健康運などの運気向上の意味をも含むものがあり、貼ることでその効果も得られます。しかし、護符や霊符を使用する際に注意したいことがあります。それは、素人ではきちんと結界を張ることはむずかしいということです。また、何かに誤りが生じてしまい、かえって逆効果になってしまうこともあるといわれています。もしそのようなことがあれば問題ですので、知識がない場合には自分で行うのは避けたほうがいいでしょう。専門家や識者の指導の下に行うのが賢明です。


結界を張ることで、ネガティブなエネルギーや邪気・邪念から身を遠ざけることができます。これまで起こっていた不調や不運も減るはずです。ぜひ正しい方法で実践してみましょう。