香りが持つ不思議な霊的パワーや働きとは?

良い香りを嗅ぐと心地よい気分になったり、緊張がほぐれて気持ちが落ち着いたりしませんか?香りは人の心を安定させるなどの働きを持ちますが、スピリチュアル方面でも優れた働き方をするのです。スピリチュアル的にどのようなパワー持っているのか、宗教での香りの重要性を含めて解説していきます。

芳香は邪を払うお清め効果がある

汚臭が漂う場所には悪霊・妖怪・邪気といった不浄の者が集まりますが、芳香が漂う場所になると不浄の者は避けて近寄ろうとしません。日本を含めて世界的に宗教的な儀式を行う際は、必ずといって良いほどお香が焚かれます。お香などの芳しい香りは、その空間から邪となる存在を追い払い浄めるパワーがあるため、神聖な祭事にはお香は浄化に使うものとして必要でした。

「最近嫌な気配を感じる」「不幸なことが周りで続いて起こる」など、邪が関連する悪い影響があなたに及んでいる場合に、良い香りの力を借りると状況は好転するでしょう。香りは良いものであればお清め効果があるので、あなたが良い香りに包まれることで悪いものが立ち入れない結界ができます。 お葬式でも死者のためにお香やお線香を焚きますが、香りで魂を鎮める目的の他に死者の魂が魔に呼ばれないための対策もかねているのです。

香りのパワーを最大限に引き出す方法は「お香」

良い香りで自分の周りや家の中にある邪気をしっかりと浄化したい場合には、お香を焚くことが一番効果の出る方法です。 魔が嫌う火をつけて焚くので、スピリチュアルパワーも強まります。

白檀のスティックタイプがおすすめ

ガヤトリーマントラには、「自分の思考に太陽神サヴィトリが影響を与えてくれるように」という祈りが込められています。また、過去に犯した罪を癒してくれる力があるとされています。自分自身の内側に神聖なエネルギーと叡智を宿し、闇から抜け出し光の方向へ進むよう導いてくれるのがこのガヤトリーマントラなのです。

マントラは、音の波動に力が宿ります

お香の種類もいろいろなものがありますが、お清めをする目的で焚く際には白檀を選ぶことが最適です。白檀は魔を払い浄化する効果が高い種類であり、日本を含むアジア地域の宗教的な儀式でもよく使われていました。

お香の香りによる浄化は煙が出ている方が良いので、煙が出ないように開発されたものではなく煙が出るスティックタイプを使いましょう。上に登っていく煙は、聖上な天の世界とつながる働きを持ちます。煙が出るスティックタイプの方が、不浄の者への対策に向いています。香立てつきのものを選び、燃えない耐熱性のお皿の上に置いて焚いてください。

お香で特定の運気が上がる場所

家の中には特定の運気の流れを司る場所があり、その空間をお香で浄化すると運気が好転するチャンスがあります。運気への影響が強い場所を重点的に浄めてみるのも、香りの活用方法としておすすめです。

総合的な運気を高めたいのなら玄関、金運や健康運にはトイレ、人間関係の運にはリビングでお香を焚いてみてください。香りの働きを活かすためにはゴミなど散らかっているとダメなので、お掃除をしてキレイにしてからにしましょう。

お手軽活用ならアロマオイルや花を

香りの活用法で最も理想的なお香を焚く方法は火が必要であるため、家でやるには面倒かもしれません。手軽に活用しやすい方法を実践したいときは、アロマオイルか花のどちらかを使いましょう。

アロマオイルはマグカップの中に入れたお湯の中に数滴たらしただけでも、ふんわりと優しい香りが周囲に広がります。持ち歩くハンカチにアロマオイルをたらしておけば、日常的に悪霊や魔があなたに近寄りにくくなるでしょう。

使うアロマオイルは浄める働きが強い種類のホワイトセージや桃を選ぶと、香りのお清め効果がさらに高まるでしょう。霊的な存在による悪影響ではと明らかに思える問題を抱えている場合には、魔を払う効果が優れたジャスミンがおすすめです。

甘く良い香りがする生け花を玄関や部屋の中に飾ると、お清め効果に加えて開運効果も出やすくなります。飾る花はバラや蘭に属する種類のものがおすすめで、バラや蘭は陽の気を放つ花なので陰の気である邪気を追い払うパワーが強いです。

お香の場合と同じくお掃除をしてキレイにしてから、アロマオイルを使ったり、生け花を飾るようにしてください。

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