月のチカラでツキを呼び込む
新月は「始まり」、満月は「完成」など、月には満ち欠けに応じてテーマがあることを御存じですか？ 今回は月を利用した開運法をお伝えします。
「満月は人の心を狂わす」「生理は満月の頃に始まることが多い」
こんな月にまつわる逸話を、誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。太古より月は、人の心や体に影響を与えると信じられてきました。 新月は「始まり」、上弦期の月は「積極性」、満月は「達成」、下弦期の月は「解毒」
このように、それぞれの月の状態にはテーマがあり、このテーマに沿った行動をすると物事がスムーズに運び、願いが叶いやすいといわれています。月のリズムを味方につけて、ツキをラクに呼び込みましょう！
新月
新月は月暦1日目の月で、「朔」（さく）ともいいます。月は地球から見ると、太陽とほぼ同じ方向を向いているため、新月に月の姿は見えません。
新月の開運行動
慣れた古いものを手放し、新たに物事をスタートさせるのに適した時期。新月が満月に向かって豊かに満ちていくように、この時期始めた出来事はスムーズに進展することが多いのです。また、この1ヶ月以内に開始してさほど進展しなかった出来事は、改善策を立てるとうまくいくようになるでしょう。
その1. 習いごとを始める
幸先のよいスタートを切ることができます。問題なく持続できるうえ、きちんとした成果をあげることができるでしょう。
その2. プチ目標を立てる
1ヶ月以内に叶えたいプチ目標を立て、満月の頃までに叶える努力を。頑張りがきくので、挫折せずに目標へ到達できそう。
その3. 植物の種をまく、苗を植える
この時期に育て始めれば、きれいな花を咲かせ、美味しい実をつけます。将来、エネルギー豊富な野菜も収穫できます。
新月にピッタリの美容法
新旧交代が美容においても吉。古いものにこだわらず、新たなコスメにもどんどんチャレンジしてみましょう。肌が生まれ変わるような劇的な効果を実感したり、以前から自分には似合わないと思い込んでいた色が実は似合う色だったことに気付いたりと、うれしい発見もあります。
その1. 新しいコスメを使い始める
これまでと違うブランドのものを使い始めると、自分の肌にフィットしそう。肌のコンディションをベストに保てるようになります。
その2. ヘアサロンへ行く
新月の時期に髪を切ると、きれいに生えそろいます。大きなイメチェンを計っても失敗が少なく、周囲から好評の予感。
その3. ダイエットを開始する
やせる誓いを新たに立てると、満月の頃までに目標の体重へと減量できそう。断食を開始しても成功しやすいでしょう。
上弦の月
新月と満月の間の半月で、新月から数えて7日目頃の月が「上弦の月」。右側に張り出した形をしており、「上の弓張」（かみのゆみはり）ともいいます。
上弦の月の開運行動
上弦の月は満月に向かって光のエネルギーが増大するときなので、積極的に何かにチャレンジすることが開運行動に。「積極性」「構築」がテーマとなる時期です。この時期は積極的な人がグイグイ前に出てくるため、遠慮をしていると先を越されて損をします。
その1. チャレンジする
憧れている会社の転職試験を受ける、難関資格試験の取得を目指すなど何かにチャレンジを。さらに上を目指しましょう。
その2. 人脈を広げる
人脈を広げる異業種交流会に出かけるなどして人間関係を広げると、あとあとメリットが。新たな交友も生まれて、人生の楽しみが増えます。
その3. 出逢いを探す
この時期に育て始めれば、きれいな花を咲かせ、美味しい実をつけます。将来、エネルギー豊富な野菜も収穫できます。
上弦の月にピッタリの美容法
新陳代謝が活発になり、有効成分を肌にグングン取り込むことが可能です。使ったら使っただけの見返りがありますが、過ぎたるは及ばざるがごとし。サプリメントの過剰摂取、コラーゲン鍋のドカ食いなどはアレルギーなどを引き起こす原因になるので、気をつけて。
その1. プラスワンの美容を
血行がよくなり、成分が浸透しやすい肌状態になっています。スチーム美容や高濃度美容クリームなどでお肌を甦らせて。
その2. サプリメントを取り入れる
この時期は吸収するパワーが強く表れるため、サプリメントの効果もすばやく出るでしょう。効果の高さを実感するはず。
その3. 骨盤矯正をする
再構築に関することがラッキー要素となるので、骨の並びを正す骨盤矯正、滞っていたリンパを流すマッサージもオススメ。
満月
新月から数えて15～17日目頃の月で、「望」（ぼう）ともいいます。月として最も満ちた状態にあり、欠けのないまん丸い形をしています。
満月の開運行動
「増大」がテーマとなる時。月が最上級のパワーを放つため、願望を現実化しやすい時期です。人を幻惑するパワーもあるため、意中の彼も落としやすいはず。とはいえ、魔の力で冷静な判断ができなくなっているから、ついノリで男性と付き合ってしまう可能性も。即断即決はNG。
その1. 「お財布フリフリ」
金運上昇のおまじないで、満月に向かってお財布を振りながら臨時収入のお礼を言います。詳細はコラムを参照のこと。
その2. 誘惑する
妖しい力が満ちるので、これまで落とせなかった彼をあっさり落とせる可能性も。カップルは情熱的な夜を過ごせます。
その3. 完成させる
製作物の完成はもちろん、結婚など人間関係をひとつの完成形に落とし込むのにも適した日。人生が最高に盛ります。
お財布フリフリ
満月に行う臨時収入のおまじない。満月に向かってお財布をフリフリ（振る）することで、「お金が満ちる」といわれています。“フリフリーゼ”なる女子達も登場し、一部では定番になっているほど人気。できれば、満月に到達する時刻の直前までに終了するようにしましょう。前日でもOKです。
◇やり方◇
1. お財布からクレジットカード、レシートなどの消費に関わるものを抜き取ります。
2. 屋外で満月に向かって財布を掲げ、「今月も臨時収入がたくさんありました。お月様ありがとうございます！」と感謝の言葉を伝えながら、お財布をフリフリ振ります。
※ お礼は、「臨時収入がたくさんありました」と過去完了形で言うのがポイント。
※ 満月の気に晒すことが大事なので、月が見えなくてもOK。
満月にピッタリの美容法
丁寧な素肌ケアを心がけたいとき。ホルモンバランスの乱れや、皮脂の分泌過多で、吹き出ものなどが出やすくなっているのです。また、食欲も増大し、脂肪をため込みやすくなっています。脂っこいものや甘いものは極力控え、低カロリーな和食を中心に食べるとよいでしょう。
その1. 肌の大掃除をする
ギトギトに脂ぎった肌では、大人のオンナ失格です。いつも以上に入念な洗顔、肌パックなどでお肌を清潔に保ちましょう。
その2. 香りをまとう
満月のときにトライしたいのは、官能的な香り。あなたの女性としてのセクシーな魅力を開花させてくれるでしょう。
その3. ヨガにトライする
はしゃいでいたかと思えば落ち込んだりと、気持ちの振り幅が大きいとき。ヨガに取り組むなどし、心の安定化を計りましょう。
下弦の月
満月から新月へ向かう途中の半月のことで、新月から数えて22～24日目頃の月。左側に張り出した形をしていて、「下の弓張」（しものゆみはり）ともいいます。
下弦の月の開運行動
下弦期の月は不要なものを減らし、核を絞り込んでいくパワーに満ちています。月が徐々に欠けていくのに伴い、これまで捨てたくても捨てられなかった、腐れ縁などが手放せることになるでしょう。パワフルさには欠けるときなので、無理な行動は禁物。穏やかに過ごしましょう。
その1. 腐れ縁の解消
こちらが別れたくてもなかなか別れてくれない彼がいるなら、この時期に別れの通告を。スッパリ関係を断ち切れます。
その2. 古いものを整理する
古いものには人間関係も含まれます。必要のない名刺や、何年も着ていない服などを捨てれば、新たな運を呼び寄せることに。
その3. 傷ついた心を癒す
トラウマになっていた過去の解放を計りましょう。思い出の品を処分したり、ヒーリングミュージックを聞いたりして心を癒して。
下弦の月にピッタリの美容法
「解毒」をテーマにしたい時期。バスソルトで大量の汗をかき、マッサージでリンパを流せば、長い間蓄積されてきたセルライトも撲滅することができるはず。さらにピーリングによる角質ケアをして、スベスベ肌とシャープな体のラインを手に入れれば、誰もがあなたに釘付けです。
その1. 贅肉を落とす
贅肉を落としやすい時期なので、あらゆるダイエット方法を試す価値あり。時間がなければ、軽くリンパをマッサージして。
その2. 新陳代謝を促す
下弦期は新陳代謝が低下し、肌がカサカサしがち。スクラブやピーリングによる角質ケア、老廃物の排出を促すツボ押しを。
その3. 便秘解消
根菜類やヨーグルトを積極的に摂取し、腸マッサージをして便秘を解消しましょう。疲労が溜まっているので過激な方法はNG。
物事を進める際は、アクションを起こすタイミングも重要となりますが、今回は月で考えるタイミングについてスポットを当ててみました。新月から始まり、次の新月を迎えるまでのひとつのサイクルは約1ヶ月。まずは1ヶ月試して、月の開運パワーを感じてみてはいかがでしょうか。
