オーラとは

オーライメージ

芸能人や有名人、ちょっと目立つ人には「オーラがある」なんて言い方をすることがありますが、実際のオーラはその人の持つ雰囲気などを差すものではなく、私たちの体を取り巻く、目には見えない霊的なエネルギーのことを差します。オーラは誰もが持っているもので、人それぞれ、様々な色がついています。そしてその色は決まっているものではなく、その時の体調や感情の動きなどによって変化します。まずはこのオーラの仕組みを簡単に知っておきましょう。

オーラは層になっている

オーラは基本的に、第1層から第7層までの層の重なりで成り立っています。第1層~第3層までが「肉体的なことを表す層」、第4層が「肉体とスピリチュアルの境目の層」、第5層~第7層が「スピリチュアルな層」となり、それぞれの層が大事な意味と役割と持ち、外的、内的な要因によって、様々に変化してきます。それではこの7つの層をそれぞれ説明します。

第1層 エーテル層

第1層 エーテル層

体の一番近くにある、体の組織を支えている層です。衣食住と密接な関係を持ち、このオーラが活性化していないと病気になったり、気分が低下したりします。流動性の高いオーラで、規則正しい生活、運動がこの層を強化します。

第2層 エモーショナル層

第2層 エモーショナル層

エーテル層の外側にある、感情に直結した層です。嬉しかったりポジティブな気分の時には明るくはっきりとしたオーラが、悲しかったりネガティブな気分の時には暗くどんよりとしたオーラが見えます。また、ストレスはこの層に悪い影響を与えます。

第3層 メンタル層

第3層 メンタル層

精神と深く関わる層で、その人の人格や性格に影響を与えます。このオーラが明るくはっきりしていると、強い意志と信念を持ち目標に向かって進める性格になれ、オーラに問題があると、ストレスを感じやすく自信を失いがちな性格になります。

第4層 アストラル層

第4層 アストラル層

第1層~第3層を纏める、人とのコミュニケーションに深く関わる層で、この層が自分の雰囲気となって人に印象を与えます。この層が直感的な好き、嫌いの人間関係を判断したり、恋愛や家庭に関係する問題を抱えるので、この層を良い状態に保つと、ほとんどの人間関係が上手くいくようになります。

第5層 エーテルテンプレート層

第5層 エーテルテンプレート層

未来の肉体を表す層です。この層のオーラが第1層に働きかけ、現在の肉体を作り上げていきます。オーラが健康であれば肉体も健康な状態が保たれますが、問題があると将来的にケガや病気などの健康面での異変が起きてきます。

第6層 セレスティアル層

第6層 セレスティアル層

スピリチュアルな領域から影響を受ける層です。このオーラが活発だと、神秘的な体験をしたり、不思議な出来事との出会い、ラッキーなことが増える傾向にあります。また、ワクワクした気分が高まり、「何かに守られている」というイメージを強く持てるようにもなります。

第7層 ケセリック層

第7層 ケセリック層

とても神聖な層で、人生そのもの直結する層でもあります。その人を守るような繊細な金色をしたオーラで、このオーラに張りがある時は充実した人生を送っている時で、逆に張りがない状態の時には未来が不安定なものになってしまいます。

オーラと色

第1層~第7層までのオーラはそれぞれ違う色をしており、“基本的な色”というものがあります。一般の人でも比較的簡単に見えるという、体を取り巻くぼんやりとしたオーラは大体が第1層から第3層くらいまでで、青色や黄色、緑色に見えることがほとんどです。では、個人によって異なってくる色や、オーラ診断などで使われたりする色はどこのオーラを見ているのかと言えば、その時に一番存在感のある層の色であったり、各層のオーラが交じり合って見える色だったり、能力のある人であれば魂の色を見ていることもあります。7層あるオーラの色の境ははっきりとしたものではなく、感情の状態が一番色として表れやすくなります。

オーラが見える人の特徴

オーラはトレーニングすれば大概の人は見られるようになります。もちろん、どの程度見られるようになるかというのには個人差がありますが、第1層から第3層くらいのオーラはとても見やすいようです。中には簡単にオーラが見えるようになる人がいて、そんな人には共通した特徴があります。

先を読むのが上手い人

物事を客観的に見るのが上手く、未来を直感的に捉える力がオーラを見る力との距離を縮めます。

集中力がある人

人に話しかけられても気付かないくらい集中力がある人は、少し違う次元でものを見ることがあります。

おでこや目の近くに違和感を覚えたり、頭痛を感じたりする人

オーラを捉えるチャクラ、“第3の目”がちょうど眉間のあたりにあり、その回路が開く時には普段と違う感覚を覚えます。

第六感、霊感のある人

普段は見えていなくても、少しでも見えないものを感じる力を持ち合わせていると違ってきます。

これらの特徴がすべてなければならないわけではなく、1つでも該当するものがあれば、比較的すんなりとオーラが見えるようになるでしょう。

オーラを見る練習

好奇心からオーラを見たいと思っている方もいるかもしれませんが、オーラを見るメリットももちろんあります。オーラは精神状態や肉体の不調などで色が変化するので、その色から自分の状態をチェックしたり、第5層まで見られるようになると、しばらく先の健康状態まである程度予想ができるようになります。では、そのオーラを見るにはどうしたらいいか。トレーニングを始めてみましょう。

1. オーラを見るための環境を整える

初めてオーラを見ようとするのであれば、まずは暗い場所の方が見えやすいです。カーテンを閉め、電気を消して部屋を暗くしましょう。夜寝る前に、寝室で行うのがちょうどよいかもしれません。気が散らないよう、できるだけ視界を邪魔する物のない部屋で行うようにしましょう。

2. 自分の手を見る

右左、どちらの手でも構いません。無地の壁を背景にするとわかりやすいかもしれませんが、ただ中に浮かせたような状態でも大丈夫です。そしてその手をぼーっと見つめます。

3. 焦点を合わせない

普通何かを見るときは焦点をそこにあてて見ますが、オーラを見ようとするときは焦点をあえて合わせず、少しずらすようにします。手と外側の境を、3Dの絵を見るような感じで、ぼーっと見つめるのです。わかりづらければ目を細め、寄り目にするようにすると見えやすいかもしれません。

4. 手を包むような、白いもやっとしたものが見えてくる

それがオーラです。最初は手の輪郭がダブったように見える場合もありますが、慣れると次第にはっきり見えてくるようになります。

最初からはっきりとオーラが見える人もいれば、そうでない人もいます。見えたとしても最初に見えるオーラは第1層のオーラで、それを第2層、第3層と広げていくことは簡単ではありません。しかし、オーラはトレーニング次第でかなり見えるようになります。諦めずに、焦ることなくリラックスしてトレーニングを続けていくのがよいでしょう。

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