必読!!心霊スポットの恐ろしい話

怖い話で話題にあがる場所といえば心霊スポット。行ったことがある、もしくは話を聞いたことがある人もいるでしょう。でも心霊スポットとは一体?ここでは、心霊スポットに何がいるのか、行ってはいけない理由、行った際に守ると良いこと、霊を怒らせた場合の対処法などについてお伝えします。

心霊スポットとは?そこには何がいる?

心霊スポットとは、「よからぬ霊が多くいる場所」で、安易に行ってはいけない場所のこと。しかしよからぬ霊にも種類があると知っていますか?心霊スポットにいる霊の多くは「浮遊霊」と「地縛霊」です。まずはこの2つについて学びましょう。

浮遊霊

一つ目は浮遊霊です。ふわふわと気の向くまま好き勝手に移動する浮遊霊は、人間についてきたり、飽きたら離れたりと自由に過ごします。たとえるなら野次馬でしょうか。何か起こったとき、「何が起こっているんだろう」と覗きに行きたくなりますよね。浮遊霊はそのようなイメージで、人間の後を追ってみたり離れたりと自由なのです。

人間へ危害を加えることが少ないことも特徴でしょう。人間についてきて悪さをすることもありますが、後述する地縛霊と異なり、影響は微々たるものです。といっても、帰りの車で異変が起きるなど恐怖を感じるものはあります。しかしその多くはいたずらにとどまることがほとんど。生命に危険を及ぼすことは少ないでしょう。

ただし、数が増えると別です。多くの浮遊霊に取り憑かれてしまうと、どんどん他の霊を呼び寄せるため、危険にさらされる可能性があります。

地縛霊

二つ目は地縛霊です。地に縛られた霊という文字通り、その地にとどまった霊のこと。浮遊霊との違いは「ネガティブな念が強い」ことです。恨みや妬み、呪いといった相手を傷つける類いの感情が強く、もし取り憑かれるなどターゲットになったら、危険度がぐっと高まります。またこうしたネガティブな感情が強いゆえに、一度取り憑くとなかなか離れません。

そのため、心霊スポットで遭遇した場合、危険にさらされる可能性は高いです。よく怪談で「誰もいないのに突き落とされそうになった」といった話を耳にしませんか?地縛霊はこのように、人の命を危険に晒すような行動をすることが多いのです。

しかし地縛霊という名の通り、ほとんどはそこから動けません。そのため、心霊スポットから離れてしまえばある種安全です。でも他にも恐ろしいことがあります。それは、地縛霊を引き金にして多くの浮遊霊などを呼び寄せる、地縛霊の影響で取り憑かれた人の思考や状況が悪い状況になるなど。そうなると取り憑かれた人の日常生活は破綻してしまいますよね。もし何か霊の影響があると思った場合は、霊能力者や神主、僧侶など専門家に相談しましょう。

心霊スポットに行ってはいけない理由

どうして心霊スポットに行ってはいけないのでしょう?1つ目は、前述した良くない霊が多いことです。良くない霊が多いところに行くと、自分の身に起こる危険を高めます。ですから、できるだけ行かない方が良いのです。

もう1つの理由は、霊の家に無断で侵入することでしょう。心霊スポットは霊の家となっている状態がほとんど。つまり心霊スポットに足を踏み入れる=霊の家に無断で侵入することと同じなのです。

家に無断で見知らぬ誰かが入ってきたら、人間でもトラブルになりますよね。それと同じ状況でしょう。つまり、入るだけでトラブルが発生しやすい=霊から悪いことをされやすい状況になるのです。

またこういう状況の多くは「取り憑かれる」ことを招きます。もし取り憑かれたら、霊能力者や神主、僧侶など修行を積んだ人のもとで除霊や浄霊を行わねばなりません。しかしこうした人がすぐ見つかるとも限らないのです。取り憑かれている期間が長ければ、心身の健康や生活が崩れてしまうでしょう。

これらを考えると、心霊スポットに行くことはあまりおすすめできません。

心霊スポットに行く際守ると良いこと

それでも、肝試しや誘われたなどで心霊スポットに行く場合もあるでしょう。そうした状況で役立つ「心霊スポットに行く際守ると良いこと」をお伝えします。

それは霊に敬意を払うこと。入るときは「突然お邪魔してすみません」、帰るときは「お邪魔しました」など、ある程度敬意を払って過ごすことで危険を回避できる可能性は高まります。

前述の通り、心霊スポットは霊の家です。突然訪問者が来て家の中で騒がれると人間でも腹が立ちますし、霊もそれは同じです。そこで「敬意を払う」と、ある程度危険から身を守れます。お守りやパワーストーンなど身を守るグッズを持っていくのも有効でしょう。

心霊スポットでやってはいけないこと2つ

1. 物を持ち帰らない

心霊スポットにあった物は持ち帰ってはいけません。そこにあるものには霊の念がこもっていることも多々。持ち帰ることで悪影響を及ぼす可能性があるのです。

最も恐ろしいことは、持ち帰った物が媒介となり、家が心霊スポットとつながってしまうパターン。持ち帰った物を通じて、心霊スポットに行った人の部屋や車と心霊スポットがつながり、霊が現れてしまう場合があるのです。

すると悪夢にうなされたり、部屋に得体の知れないものが現れたりおかしな音が聞こえたりといった怪現象が生じ、日常生活を送るどころではなくなってしまうでしょう。心霊スポットに行ったら、そこにある物は絶対に持ち帰らないように気をつけてください。 また持ち帰った物によって何か起こった場合、知らぬ顔をして他人に渡す人もいますが、これはやってはいけないことです。もし持ち帰ってしまったら、速やかに霊能力者や神主、住職などのもとへ持っていき、事情を正直に説明して、お祓いを受けましょう。

2. 煽ったりバカにしたりするような発言をしない

よく自分を強く見せようと「心霊スポットで霊を煽ったりバカにしたりするような発言をした」という話を耳にしますが、これはとても危険なことです。霊にはその声はしっかり聞こえています。またそういった「バカにしている気持ち」もきちんと理解しています。

つまりそういった発言は霊を怒らせることにしかならず、自分たちを危険に招くことになるのです。心霊スポットで恐ろしいことが起こる可能性も高まるでしょう。また、ターゲットにされれば、確実に取り憑かれますし、そうなると霊能力者や神主、住職などのもとに行かない限り、除霊や浄霊はできません。

さらに恐ろしいのは、発言した本人だけでなく、本人の友人や知人、恋人、家族など無関係な人に飛び火する場合もあるということ。本人はなんともないが、実は友人や知人に悪影響が及んでいた、というのもよくある話です。

霊を怒らせると起こる2つの変化

霊を怒らせると一体どのようなことが起きるのでしょうか。よくある具体例を見てみます。

1つ目は、ネガティブ思考になること。生きていれば誰しも少しはネガティブ思考になるでしょう。しかし、霊の影響の場合、ネガティブ思考は凄まじいものとなります。たとえば、今までなら「落ち込む」だけで済んでいたものが、「自分には価値がない」「死にたい」と鬱状態に近くなるのです。

また表情も変わります。笑うことが減り、顔色も悪くなり、誰が見ても「何かがおかしい」と思うような状態になっていきます。

2つ目は、目に見えて悪いことが起きやすくなること。たとえば努力しても努力しても成果が実らないなどです。仕事で努力して成果が出ることが分かっていても、それが突然何らかの影響で無くなったり、横から手柄を横取りされたりとありえない状況で悪い方向に転がっていきます。

しかも自身の努力ではどうにもならない部分が多いです。こうした状況が増えることで、気持ちもネガティブになるでしょう。すると、どこを見ても何を考えても何をしても悪いことだらけになり、すべてが悪循環となってしまうのです。

物を持ち帰ったり怒らせたりしたら速やかに除霊や浄霊を

もし、霊を怒らせたり、何かを持ち帰ったりしてしまった場合は、霊能力者や神主、住職などのもとを訪れましょう。できるだけ早く訪れるのが望ましいです。霊能力者や神主、住職は修行を積んでいるため、霊とコミュニケーションが取れますし、除霊や浄霊もできます。

できれば早いうちに行きましょう。早いうちなら悪影響も少なく、本人が元気なうちに回復できるのです。遅くなると、本人に複数の浮遊霊が集まってしまったり、ネガティブ思考でなげやりになってしまったり、悪いことが続いてどうにもならなくなってしまったりする可能性が高まります。

除霊や浄霊の前に調べたいこと

除霊や浄霊のため、霊能力者や神主、住職のもとを訪れる際は、専門分野について尋ねましょう。特に霊能力者です。実は霊能力者といっても動物霊専門、生き霊専門など専門分野が違うことも多いのですね。もちろん全般的に可能な人もいますが、できるだけ専門分野の人に除霊や浄霊をしてもらったほうが、きちんと対処できる可能性が高まるのです。それに、専門分野ですと、想定外のことが起こっても落ち着いて対処できることが多く、安心できます。

仕事にたとえてみましょう。「何となく分かるけれど専門分野外のこと」より「専門分野のこと」のほうがきちんと対応できますよね。それと同じことです。お祓いに行く場合、相手に専門分野はあるか、もしあるならどんな分野か、自分のパターンに対応できるか、相談してから向かいましょう。

心霊スポットは決して安全ではありません。それどころか心身の健康や生活を危険に晒してしまう可能性が高いのです。いっときの肝試しとアクティビティのように考えがちな場所ですが、行く前に「本当にそこに行ってよいのか、それでよいのか」きちんと考えましょう。

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