縁を切るべき人の特徴と縁の切り方
会社や学校で、どうしても気が合わない人は誰にでもいるものです。しかし、大きな嫌がらせをされたわけでもないのに、縁を切りたいと思っている自分はわがままなのかな……と悩んでいる人も多いと思います。ただ、縁を切りたいと感じているのなら、そのまま我慢して付き合っていくとストレスが溜まるでしょう。そんなときは、思い切って縁を切っていくべきです。「付き合う相手は自分で決めていくんだ」という強い気持ちを持つことで、豊かな人間関係に恵まれることでしょう。そこで、どんな相手が縁を切るべき人なのか、その特徴と縁の切り方を紹介していきますので、かかわりたくない人がいるのなら参考にしてください。
縁を切るべき人の特徴
まず、一緒にいてストレスになっているのなら、あなたにとって必要な人だとはいえないでしょう。たとえその人が一般的に「良い人」だと思われているタイプだとしても、関係はありません。あなた自身が気疲れを起こしている時点で相性が悪いといえますので、自分を守る意味でも距離を取るべきでしょう。マイナス思考の特徴を持つ人も、一緒にいるとストレスになってしまうと思います。口を開けば「どうせ自分なんて……」という言葉しか出てこない人や、愚痴ばかりの人だと接しているだけでも疲れてしまうはず。妬みや嫉みの強い人は、会話しても「あの人ばかりずるい」というふうに、悪口になってしまうので避けたほうが良いでしょう。
見下してくる人も、一緒にいるべき存在ではありません。マウンティングを取り、自分が優位に立つことでプライドを維持しているような人なので、かかわってもろくなことはないといえます。何事にもいいかげんな人も、縁を切るべき人です。とくにお金の貸し借りを平気でする相手だと、一緒にいることでトラブルに巻き込まれる可能性もあります。遅刻癖があったり責任感が欠落していたりする人も、周りに迷惑をかけかねません。
また、直接的な被害はないけれど、向上心のない人とは縁を切ったほうが無難です。人は、一緒にすごす相手から影響を受けます。そのため、自分を高める努力を放棄した人と時間をともにすることで、こちらのやる気がなくなってしまうこともあり得ます。自分にとってよくない環境を呼び起こすかもしれない人とは、縁を切るべきでしょう。
縁の切り方
縁を切るべき人の特徴は、いくつかあります。自分で「この人とは縁を切ったほうがいいかも」と感じたのなら、その気持ちを行動に移していきましょう。しかし、周りの状況次第では、簡単に縁を切れない関係の人もいるかと思います。とくに家族の場合は難しいでしょうが、できるだけ物理的に離れるようにしてみてください。一緒に住んでいるのなら、独り暮らしをすることも考えましょう。ただし、急に引っ越しとなれば、金銭的に厳しいこともあると思います。その場合、家を出る計画を立てて、時間をかけてお金を貯めていきましょう。ですが、家族と縁を切るとなると、冠婚葬祭が問題になってきます。せっかく離れても、お葬式や結婚式で顔を合わすと、流されるようにまた縁がつながってしまうかもしれません。そのため、親族が集まる催し事には、かかわらないようにする必要があります。周りから責められるかもしれませんが、家族と縁を切るということは、それなりに非難されることも覚悟してください。
次に、友だちや同僚といったパターンの場合は、徐々に距離を取るようにしていきます。こちらから連絡はせず、誘われても理由を付けて断ってください。友だちや同僚という関係は、環境が変われば縁は薄れていくものです。ですので、故意に縁を切りたい場合も、自然消滅を狙うと良いでしょう。SNSでつながっている場合は、フォローを外したりブロックしたりしていきます。ただ相手からすると、「避けられている」と感じて、実際に会ったときに嫌味を言ってくるかもしれません。それでも、縁を切るためには、相手に意思を示すことも大切です。
縁を切ることで得られる開運
縁を切るべき人とかかわらなくてもよくなれば、開運の効果にも期待できます。運気の上昇を目指すのなら、まずは自分の周りに存在する不要な人との縁を切るべきだからです。後ろ向きな友だちと縁がつながっていたり、見下してくる同僚と関係が断ち切れなかったりする状況は、運が良いとはいえません。ですので、縁を切るべき人とかかわらないようになれば、自然と運気も向上していくのです。
「縁を切る」と聞けば、ネガティブな印象があるかと思います。しかし、自分にとって悪い影響を与える存在から離れることで、開運していくこともできるのです。もし今、無理をして気の合わない人と付き合っているのなら、縁を切ることも考えてみてください。ほんの些細な理由で縁を切るなんて、自分は人間ができていないと感じる必要はありません。かかわりたくないと思っているのなら、それはあなたにとって縁を切るべき人だといえます。不要な縁を絶ち、開運につなげていきましょう。