死が近いときに身体に表れるサイン
自分や大切な人、あるいはペットなどの死は突然訪れます。心の準備ができていないと、突然の出来事に深い悲しみと後悔を抱いてしまうでしょう。死が近くなると魂があの世の波長とリンクするため、死の訪れを予知できる場合があります。今回は、死が近いときに身体に表れる7つのサインをまとめました。サインが表れた際に死を免れる方法も紹介するので最後までご覧ください。
死期が近いとあの世の波長と合う?
「あの世からお迎えがくる」「虫の知らせがある」など、死の予兆を表す言葉があります。医学的には「せん妄」と言われ、脳や体の衰弱によって死の直前は幻覚や妄想を見ると考えられてきました。しかし、中には医学的な観点では理解しがたいスピリチュアルな兆候も少なくありません。
スピリチュアルの世界では、死の直前はあの世の波動と魂がリンクすると考えられています。霊界は波長の高さによって階層が分かれていて、死後の魂は指導霊によって霊格に合った階層へ導かれるのです。この波動が死の直前の魂とリンクすることを「あの世のお迎え」と例える場合もあります。お迎えの現象はいくつもあり、霊感の有無に関係なく死が近いときに何かしらの予兆を感じる人は珍しくありません。
死が近いときに身体に表れる7つのサイン
死が近いときには、体や精神に変化が表れると言われています。魂の衰弱によって行動や匂い、影にまで特異な変化があるようです。特に有名なサインを7つ解説しましょう。
行動|手を見る回数が増える
手を見る回数が増えたときは、死が近づいているサインです。まるで手鏡を覗くように手のひらをじっと見つめる様子から「手鏡現象」とも呼ばれます。手が歪んで見えたり小さく感じたりと、自分の手ではないような違和感を抱くのが特徴です。
さらに、死が近づいて第六感が研ぎ澄まされると、手のひらに今までの人生が映し出される感覚を覚えると言われています。じっと手を見つめている場合は、自分の過去が視えているのかもしれません。いずれにしても、手を見る回数が増えた場合は死が近いづいているサインと言えるでしょう。
匂い|線香の匂いがする
死が近づいているサインとして、線香の匂いが漂う現象が起こります。この現象は霊的存在が、何かを伝えに来たときのサインとも考えられているのです。なお、死が近づいている本人だけでなく、家族や友人など周囲が線香の匂いを感じる場合もあります。
線香の匂いはスピリチュアルでは霊臭とされ、先祖の霊や守護霊からのメッセージが含まれているのです。線香の匂いがするときは、先祖の霊が「供養をしてほしい」と訴えている場合に起こります。また、死が近い人が周りにいる場合には、「その人に会いにいきなさい」と促していると考えられます。その人の身に変化が訪れる警告なので、線香の匂いがしたら心当たりのある人に連絡を取ってみましょう。
気配|黒い影が見える
黒い影が見えたら死が近づいているサインです。黒い影の姿かたちは様々で、人影に見える人もいれば大きな円に見える人もいるようです。大きなストレスを抱えている人は、目の硝子体が収縮する飛蚊症の場合があります。しかし、黒い影を見た人全員が目の病気を患っていたとは考えにくいでしょう。
スピリチュアルにおいて、黒い影の正体は死神とされるため、死の予兆である可能性が高いのです。なお、死神は人間を死にいざなう恐ろしいイメージが先行されますが、死神は冥府においては魂の管理者です。そのため、一概に死にいざなう存在とは限りません。魂エネルギーが衰退している肉体を他の霊に乗っ取らないように監視しているとも考えられます。
顔相|額に赤い線が入る
額に入る縦の赤い線は死相なので、死が近づいているサインと言えます。死相とは魂が肉体から抜けかけている警告です。理由は全身のチャクラの中でも、サードアイが存在する額はスピリチュアル性が高いからです。サードアイが線によって塞がれることから額の縦線は不吉の象徴とされ、死が近づいているサインとされています。赤い線のほかに黒い線が出た場合も生命に危険が及ぶ予兆です。
健康体なのに線が出る場合は、大きな事故やケガに遭遇する可能性があります。特に縦線が額の数カ所に出ていると、命に関わる大きなアクシデントに見舞われる確率が上がるので注意が必要です。
手相|生命線が切れる
顔に死相が出るように手にも死相が出ます。生命活動を表す生命線が途切れていたら死が近づいているサインです。手相は環境や思想によって常に変化しているため、命にかかわる出来事が起こると生命線が途切れてしまいます。妨害線により生命線の上にバツ印がついていたら、「人生はここで終了」という意味を表します。
生命線は親指側に寄っているほど虚弱体質であり、生命力が弱いサインです。生命線が親指側に入り込んでいる手相に変化した場合は、心身が衰弱するアクシデントが訪れると考えられます。
性格|優しくなる
人が変わったように、性格が穏やかになるのも死が近づいているサインです。悟りの境地へ魂が向かっているため、性格が優しくなり人を許せるようになります。これは中治り現象と呼ばれます。闘病生活で魂エネルギーが衰弱していたものの、死ぬ間際になって突然回復するのが特徴です。死ぬ間際に悔いのない人生だったと思えるように、天界が人間関係を整理する力と時間を与えているのでしょう。
死が近づいている人は周囲を気遣い笑顔が多い印象へと変わるため、無口だった人が死ぬ間際に突然明るくなって話し出すというケースもあります。自分の意思や感謝を伝えたいという意識が高まったのだと考えられます。人により性格の変化は様々ですが、突然ポジティブな性格に変わった場合は死が近いと言えるでしょう。
影|影が薄くなる
死が近づいているサインとして、影が薄くなる傾向があります。目立たない人を「影が薄い」と表すように、影はその人の分身なので生命力が弱いと影も必然的に薄くなるのです。影自体が薄くなるほかに、周囲から気配を感じてもらえない、自動ドアが反応しないといった存在を認識してもらえない現象も起こります。
影が薄くなる一方で、自分の存在を消すようにオーラが黒くなります。霊感が強い人は死が近づいている人のオーラが黒く変わるため、生命に危険が及んでいることがわかると言います。オーラがわからなくても、その人の周りの雰囲気が重い、空気が淀んでいると感じたら気にかけた方が良いでしょう。
サインが表れた際に死を免れる方法
死が近づいているサインが出たからといって、絶対に命を落とすとは限らないので安心してください。サインは死の予兆ですが受け止め方を変えると、「死に対して敏感になりなさい」という警告です。たとえば、額に赤い線が出た場合は、怖がる前に慎重な行動を心がければ、事故や災難を逃れられます。命を落としかねない大事故から逃れられたら額の線も自然と消えるでしょう。
なお、周囲の人で死が近づいているサインを見た場合は、その人の行動を観察したり様子を伺ったりと気にかける必要性があります。一言声をかけるだけで死を遠ざけることができるでしょう。
死が近いときに表れるサインは、魂エネルギーの衰弱が原因で起こります。何気ない日常でこれらのサインを発見した場合は、これを機に生活改善や健康診断を受けるなど自分を労りましょう。死が近いときに表れるサインをマイナスに捉えず、守護神や神仏からの注意を促すメッセージとして受けとめてください。そして慎重な行動を心がけて過ごしましょう。