ソウルメイトに出逢える方法

「ソウルメイト」という言葉の意味をご存知ですか？結婚相手、恋人、友達、そして肉親や兄弟までをも超越した存在です。いってみれば、肉体の関係というより魂のつながりがある関係。つまりソウルメイトとの関係は、一言では表現することができません。その深いところでつながったソウルメイトは、果たしてどのようにすれば出逢うことができるのでしょうか？また、そこにはどのような意味が隠されているのでしょうか？ソウルメイトについて詳しくご紹介します。

ソウルメイトとは？

もし今、あなたの目の前に「ソウルメイト」が現れたら、何も言わなくても、相手を見ているだけで懐かしさがこみあげてきて、深い愛情を抱くことでしょう。思わず、感動で相手を抱きしめたくなってしまうかもしれません。ソウルメイトとは、一体、どのような存在なのでしょうか。「ソウルメイト」と呼ぶからには、「ソウル＝魂」つまり、魂のつながりのある友達ということ。一般的には、前世で恋人同士だった相手、もしくは恋人以上の存在で、いわゆる魂の伴侶という意味合いで解釈されることが多いものです。そんなソウルメイトは、今、生きている地上で絶えず自分を探しており、もう一度この世で出逢いたいと思っているといわれています。

ソウルメイトに出逢うにはどうすればいいのか？

しかし、人生の中で、一度もそのソウルメイトに出逢えずに死んでいくこともあるといわれています。では、一体どうすれば一生のうちにソウルメイト、すなわち魂の伴侶に出逢うことができるのでしょうか。そもそも探す手段はあるのでしょうか？このソウルメイトに出逢う方法は、実はさまざまな見解があります。というのも、ソウルメイトに出逢うということは、その目的が定まっているのに限るといわれているからです。この世で再会するということは、この世で何か大業を成し遂げる必要があるから。ただ懐かしい、愛しいから逢うというわけではないといわれているのです。ソウルメイトに出逢いたいとは思っていても、運命や宿命がその出逢いを左右すると考えれば、自分で操作できるものではないことが分かります。

ソウルメイトは同性？異性？

ソウルメイト、運命の相手、魂の伴侶。これらの言葉からは、やはり「生涯に渡って愛し合うパートナー」というイメージがあるため、やはり思いつくのが「結婚相手」です。夫や妻になる存在として、ソウルメイトをイメージしている人は多いでしょう。しかし実際のところ、魂のつながりがあるこのソウルメイトは異性とは限りません。同性同士ということもあります。必ずしも結婚して結ばれるという形で二人が出逢うのではなく、先に紹介した通り、二人がまるで化学反応のように影響し合い、この世に何かを生み出すことがある、これこそソウルメイトが出逢う目的です。自分が思っている以上に、このソウルメイトとのつながりは大きいものといえそうです。

いつ出逢うか分からない

もしかしたら、すでにあなたはソウルメイトに出逢っているかもしれません。あなたが強く意識していなくとも、親愛なる相手がいる可能性があります。同時に出逢っていない可能性もある中で、今そして次の瞬間に街をすれ違う誰かの中に、あなたのソウルメイトが潜んでいる可能性もあるのです。つまり、いついかなるときも、ソウルメイトに出逢う可能性があるということ。ある説によれば、すべての相手をソウルメイトと思って接することが大切だというものがあります。そうすれば、「一体、ソウルメイトにはいつ出逢うのだろう？」という疑問も迷いも不安も消え去ります。すべての人がソウルメイトとなるのです。

また、ソウルメイトは決して一人ではないという説もあります。魂のつながりという意味合いを持つソウルメイトは、同じ魂のグループに属していることを示します。つまり、自分と同じ魂のグループに存在しているすべての魂が、あなたのソウルメイトであるということです。ソウルメイトは、学校の一クラス分の人数いるかもしれませんし、一人かもしれません。それは分かりませんが、いつでもソウルメイトを意識し、どのような相手でも大切に接することで、真の喜びと愛情を得ることができ、あなたが豊かな人間になることは確かなことです。そしてあなたがどんどん満たされた人間になることで、さらにレベルの高い次元で関わり合うソウルメイトが引き寄せられてくるといわれています。

ソウルメイトと出逢ったらどうすればいいのか

では実際、ソウルメイトと出逢ったら、どのようなアクションを取ればいいのでしょうか。すべての人をソウルメイトと思って接する中で、「あ、この人は本当にソウルメイトかもしれない」と勘付くことがあるといわれています。そして、すぐに、「この人とこの先、死ぬまで交流があるのだろう」と肌で感じることができるのだといわれています。しかし、そこで何かをする必要はありません。行先は、魂の声が示してくれるからです。ソウルメイトと出逢うと、その出逢った目的を結実させるために物事が動いていくといわれています。よって、人生が180度変わってしまうこともあるでしょう。しかし、それはあなたにとって決して苦ではないはずです。むしろ嬉しくて楽しくて、ワクワクして今からやり遂げる大業に、活き活きとしてくるでしょう。そして、互いに魂が活性化し合う交流が自然となされるはずです。何かを意図的に準備したり、計画したりする必要はない。それがソウルメイトとの関係なのです。

ソウルメイトと占星術

ソウルメイトは、西洋占星術のホロスコープでもある程度予測することができるといわれています。ホロスコープには、ありとあらゆる自分の人生の道筋や出逢う人などが色濃く記されているからです。それは、運命とも呼ぶべきもの。そこから浮き彫りになってくる人物像は、まさにソウルメイトと呼んでもいい人物像であるといえます。ホロスコープでは、よくハウスの中でもパートナーを示す第7ハウスにある天体が、ソウルメイトを象徴するともいわれています。しかし中には、自分の出生ホロスコープの第7ハウスに、何の天体もないという人もいます。その場合、ソウルメイトとは縁がないと思われがちですが、そうとも限りません。西洋占星術では、第7ハウスに何の天体が入っていなくとも、あなたのパートナー像を知ることができます。よく使われるのが、第7ハウスのサインの支配星を活用するという方法です。もし牡牛座が第7ハウスのサインであるならば、金星が支配星であるというわけです。蠍座であれば、火星です。つまり金星や火星を象徴する相手が、あなたのパートナーとなり、ソウルメイトもその支配星の関連があるようです。このように、占星術とソウルメイトは、密接に関わっているといえるのです。

ツインソウルとは？

では、次にツインソウルについて見ていきましょう。ソウルメイトと並んで、よく登場するのが「ツインソウル」という魂の双子と訳される言葉です。ツインソウルとは、ソウルメイトよりももっと限定的な意味合いを持つ存在のことをいいます。ソウルメイトが旧知のクラスメイトに例えるのであれば、ツインソウルは生き別れになった双子の兄弟姉妹。このツインソウルの相手は、実はすでにすれ違っている可能性すらあるといわれています。よく、双子がシンクロニシティといって、お互いに別々の場所に暮らしていながら、同じ服を購入し、同じ服を同じタイミングで着て出掛けて、同じショップで偶然出会ったというようなことが実際に起きています。ツインソウルも、このように同じような嗜好性を持っているため、すでにお気に入りの場所に出没している可能性もあるのです。ツインソウルは、ソウルメイトの中でも、よりあなたに近しい魂の友であるといえそうです。

ツインソウル、ソウルメイトは自分自身？

そしてよくいわれるのが、ツインソウルやソウルメイトという存在は、もう一人の自分を表しているということです。しかし私たちは、日頃からツインソウルやソウルメイトと言う存在とばかり付き合ってはいないものです。赤の他人から、血のつながった家族・親戚まであらゆる人たちがいるなかで、出逢ったソウルメイトやツインソウルという存在は、自分自身の良いところも悪いところも表しているといわれています。そもそも、ツインソウルやソウルメイトと出逢うことは、意味や目的があるといわれています。もちろん、世界、国、社会に貢献することも、大きな目的の一つでしょう。しかし、同時にもっと大切で、根本的な目的は、魂の成長です。

ツインソウルやソウルメイトは、共に助け合いながら、気づかせ合いながら、魂を成長させていく相手なのです。よって、仮にツインソウルを強く求め、ツインソウルに自分の足りないところを補ってもらおうとしてしまうと、真のソウルメイトに出逢うことはできないともいわれています。もしあなたが今、真のソウルメイトに出逢いたいのであれば、ぜひその相手と共に魂を磨き、成長していこうという意識を持つのがいいでしょう。そのことで、ソウルメイトはあなたの元に引き寄せられてくるといわれています。

ソウルメイトは、私たちにとって魅力的な存在ではあるものの、いわゆる「運命の赤い糸で結ばれる」相手といったような意味での存在ではないことが分かります。むしろもっと広い意味で、魂同士の成長を遂げるための、重要な存在であるといえるでしょう。あなたが出逢うすべての人たちが、あなたのソウルメイトだと思って、明日から前向きにコミュニケーションを取って行きましょう。きっとそこから、ソウルメイトとの接点が生まれるはずです。