波長が合う・合わないとはいったいどういうことか
朝起きて、会社に行きたくないなんて思ったことはありませんか?会社に行っても、ウマの合わない上司に気を使い、いうことの聞いてくれない部下にため息。そんな毎日では、確かに会社へ行きたくもなくなります。しかし、あなた自身が霊的視点で生き、波長を高めることで解決し、さらにあなたの成長にもつながるのです。そこで今回は、波長が合わない人への対処法と、魂の波長を高めてあなた自身が成長するための方法をご紹介します。
波長が合う合わないとは?
霊的な話題ではなくとも、「あの人とは波長が合わない」という表現をすることがあります。特に霊的なことに関心がなくとも、波長については、日頃から感じているものです。では、波長が合う合わないというのはどのような仕組みで起こるものなのでしょうか。波長とは、いってみれば「魂の振動数」のことです。魂が振動すればするだけ、波長が高まっていきます。そうして、人の波長は魂の振動数によって、レベルが変わってくるのです。その波長には、法則があります。それは、人と人とがコミュニケーションを取る場合、波長が違いすぎるとそもそも交流ができないということです。人とのコミュニケーションは、みなさんよくご存じの通り、意思疎通や同調が必要不可欠です。敵対心を持ちながら会話をすることは普通できませんよね。このように、まず前提として、人と人との交流には波長が違いすぎないことが必要になります。
そして波長の法則はまだほかにもあります。例えば心穏やかで人に親切な人がいたとすれば、その人は同じように心穏やかで人に親切な人が引きつけ合うという法則です。よく、小学生や中学生のときに、クラス内で友達グループがいくつか分かれていたと思います。その友達グループは、いずれも波長が合う人同士で集まっていませんでしたか?人は無意識に、同じような波長の人同士で集まるものなのです。
波長が合わない相手とはどう接すればいいか
この波長の法則から考えると、波長が合わない相手とはどのように接していけばいいのか見えてきます。波長の法則は、自分が一緒にいて居心地のいい人を引き寄せます。あなたの周りには、あなたが一緒にいて楽な人が集まってきます。それで問題ないのです。もし波長が合わない相手がいたら、普通に接して、必要なことだけを取り交わせばいいでしょう。とくに無理する必要はありません。無理をすることは、あなたにとって重要ではありません。あなたが自ら、その人と仲良くなろうと頑張ることはないのです。あなたはもっとあなた自身の波長を高めたほうが、あなたの人生をまっとうできます。あなたが波長を高めて、もっと自分の理想的な相手が現れ、それを開拓していくほうが有益です。
波長を高めて理想的な人たちに囲まれよう!
波長の法則からすれば、波長が高まると、どんどんそのあなたの波長に合わせて人間関係がよくなってきます。自分の波長が上がると、これまで付き合っていた周りの人たちとの波長が合わなくなり、違和感を感じてきます。これまで波長が低かった人しか周りにいなかったと気づくことでしょう。なんとなく違和感を感じながら付き合ってはいたものの、やはり人はどうしても孤独になるのを恐れて、友達を失いたくないとしがみついてしまうものです。
でも、自分の波長が上がれば違和感もなくなり、尊敬できる相手がどんどん引き寄せられていきます。もしくは、自分と同じレベルの波長の人と一緒に、喜びを分かち合いながら、どんどん成長していきたいと感じることでしょう。もはや波長の合わなくなった友達を失う恐怖を感じる必要はどこにもありません。何より、自分の魂を一緒に成長させていくことができる仲間は、あなたにとって有益です。そうした新しい仲間をどんどん引き寄せましょう。
波長が上がると仲間から出ていく必要が
ただ、ちょっと心配なことがあります。波長が上がると、仲のよかったグループから出ていきたくなったり、会社をやめて転職したくなったりします。もちろん、魂の成長からすれば、それは大いに推奨される変化なのですが、うまく円満にお別れをしないと、周囲から反感を買う恐れがあります。仲良しグループから出ていくときには、やはり引き止める人もでてきますし、裏切られたと感じる人もいます。しかし、そのように引き止められることをうっとうしがったり、邪険に対応したりしてはいけません。皆、内心、あなたの新しい可能性に嫉妬しているだけなのです。
また、仲良しグループから脱しようと思うと、孤独を感じることでしょう。しかし、あなたの波長が上がっているのであれば、その心配は無用です。あなたはあなたの道を行けば、必ず良い人たちが集まってきます。会社を辞めるのは急がないほうがいいでしょう。慌てず、時期が来たら立ち去るのがおすすめです。
波長が合わない上司・部下への対策
そこで、これらの波長を上げることを踏まえると、あなたが今行きたくない会社にいる上司や部下に対して、どのように思えばいいでしょうか。結論は、特に何も思う必要はないということになります。周りが原因ではなく、あなた自身が変わる必要があったからです。よく、「最低の上司で…」「部下が言うことを聞いてくれなくて…」となげている人がいますが、実は上司も部下も「類は友を呼ぶ」というように、波長が近い、あなたの分身そのものなのです。鏡としてとらえ、一度自己評価を見直してみませんか。
上司や部下の悪いところを心の中で毎日つぶやいているのであれば、「では自分はどうなのだろうか?」と自分に問いかけてみましょう。もしあなたの中によくない部分が見つかり、それが改善できれば、あなたはもっと成長できるはずです。そして、あなた自身の波長が高まり、もはやその職場は用無しになり、もっとふさわしい職場に巡り合うでしょう。
波長を上げるコツ
では、波長を上げるには、具体的にどうすればいいのでしょうか。道具を使ったり、霊的エネルギー注入いてもらったりと、さまざまな方法がありますが、一番は、あなたが利他的な奉仕の精神を持ち、愛を表現し、感謝の気持ちを持つことです。徳を積むということです。人から感謝されると、自分の霊体がより綺麗になるといわれています。それは、人からの感謝のエネルギーがどんどんやってきて、あなたの霊体に良い影響をもたらすからです。霊体は、目に見えないものの、あなたの本質的な部分と考えてください。波長を上げるコツは、この霊体をきれいにすること。そしていつもポジティブで明るい心で過ごすこと。そうすれば、素敵な人たちがやってきます。
また、行動して肉体も振動させることが大切です。肉体は関係ないと思われがちですが、実は波長を高めるためには、行動も重要なのです。運動不足だと、筋肉が低下し、健康によくないことが知られていますが、波長の観点から考えてもマイナスなのです。ウォーキングやジョギングなどの運動のほか、頭で考えているだけでなく行動してみるということも、波長を高めるためには重要であることが分かります。
もう会社に行きたくない状態から抜け出せたでしょうか。日々、さまざまな葛藤や悩みが起こっているかもしれませんが、自分の成長のために、波長を上げるために進んでいけば、いつかあなたの理想的な環境や人間関係が手に入ります。ぜひ何ごとも前向きに考えて、前に進みましょう。行動あるのみです。