最強の自己肯定術!アファメーションを知ろう~前編
アファメーションとは一体何か
英語を直訳すると「肯定や格言」などの意味となりますが、訳しただけではアファメーションとは何のことなのか、よくわからない人が多いことでしょう。アファメーションは一言で言うと「言霊を利用した自己宣言」です。自分が発する言葉で潜在意識に働きかけ、才能を開花させて理想を現実にします。特に霊格が高い人は、このアファメーションを行なっていることがほとんどです。
同じ言葉を繰り返すうちに、自然に自分の中に言霊がそのまま落ちていき、それがそのまま行動に移せるようになります。人は誰でも心にストッパーをかけているもの。どうしても「これをやってはならない」「こうしたら失敗してしまうかも」と考えてしまいます。
人は自分が傷つくのを恐れ、事前に最悪な状態を考えてしまう生き物。最悪な状態をあらかじめ考えておけば、「やはりそうなったか」と、ワンクッション置けて傷も浅くなります。ですが、この方法はアファメーションと全く真逆のことをしているのです。無意識下に自分が失敗する道を作ってしまっています。知らず識らずのうちにマイナス思考になってしまい、霊格が下がってしまうことも。アファメーションは根本的な考え方を一度取り払って、自己肯定を身につけることです。
アファメーションのやり方
やりたいことがあっても、自分の中でそれを止めてしまっては最初の一歩も踏み出せません。いきなり「億万長者になりたい」と言うような無謀な夢は難しいですが、努力して掴める夢であれば言霊を使うことで自然に叶えられるようになります。
ステップ1:理想を紙に書く
アファメーションは紙に書くことから始めます。なりたい自分を思い浮かべながら、なるべく具体的なことを書くようにしましょう。NGなのがマイナスな表現で書くことです。例えば「今の仕事を成功させたい」とします。ですが「失敗したくない」と書いてしまうと、脳内で「失敗」と言うワードがインプットされてしまいます。そうなるとアファメーションの意味がなくなってしまうので気をつけてくださいね。全てプラスになるようなことを書きましょう。
ステップ2:文章を作る
ステップ1では「こうなりたい」「こうしたい」など書きましたが、次はその言葉に肉付けをしていきます。主語をつけることで「私はこうなりたい」と、自分に対しての言葉に向けられるのです。文章にすれば潜在意識にも働きかけられ、夢へ向かって行動しやすくなります。
ステップ3:言霊を発現させる
文書を起こしたら、次は実際に唱えて言霊を発現させます。言葉にすると脳内で変換し、現実になるように軌道修正するのです。言葉を唱える時に自分を信じることが大切です。
ただし、半信半疑で唱えてもアファメーション効果はありません。アファメーションは自己肯定を身につけることが重要なポイントとなってきます。アファメーションには即効性がありませんが、1ヶ月くらいじっくり取り組んで行えば次第に効果が現れるでしょう。
アファメーションの効果をさらにアップさせる方法
アファメーションは自分を信じて言霊にするものですが、さらに効果をあげるための方法があります。自己肯定が身についたら、人生がガラリと変化していくでしょう。
鏡の前に立って話しかける
鏡は今の世界と霊界の境目と言われていますが、鏡の前で自分に話しかけることで、言霊がそのまま反映されて夢が叶いやすくなります。また、鏡に話しかけることは、自分がどのような人間なのかを冷静に判断できる行為です。
アファメーションに慣れるまでは、鏡を見ながら語りかけるほうが成功しやすくなります。ただ、最初は鏡に写っている自分を見て、どこか見透かされているような気分になるかもしれません。ですが、毎日繰り返してアファメーションを唱えているうちに、その言葉が本物に変わってくるでしょう。
朝と夜に唱える
潜在意識に響く時間帯は朝と夜です。この時間帯に唱えることで、脳内に届きやすくなります。さらに朝晩、座禅を組んでアファメーションを唱えると効果的です。座禅はお釈迦様が修行のために始めたもの。
自分を見つめ直す意味合いもあり、自己肯定感が強まります。最初は5分でも良いので、座禅しながら繰り返し唱えてみてください。慣れてくるとそれが心地良くなってくるはずです。
日常生活でも唱える
常に口癖のように唱えることで、いつの間にか言葉にするようになります。ここまでくると脳内にインプットされるようになり、すでに夢に向かって行動しているはずです。アファメーションを唱えるようになってから、気付かないうちに夢が叶っていたと言うことも。
また、何か外的ストレスがかかった時に唱えることで、ポジティブな気持ちに切り替えられます。これを日々繰り返していくと、マイナス思考から脱することができるはずです。
アファメーションを実行する際の注意点
早速アファメーションを始めるために、注意すべきポイントを押さえておきましょう。アファメーションの効果を上げるには、やってはならないこともあります。
将来のイメージができない
自分がイメージできないようなことを文章にするのは避けるようにしてください。理想が高すぎてリアルではなくなってしまいます。アファメーションするのであれば、「何を感じているか」「何が見えているか」など、リアルな自分を想像できなければ意味がありません。 そして夢を叶えるために、どのくらいの時間を要するかは考えなくても大丈夫です。人は物事を現実にするために逆算していくもの。夢が叶うまでの道のりを考えてしまうと、「気が遠くなりそう」「続かないかもしれない」と臆してしまうのです。
気が向いたら行う
アファメーションは潜在意識に落とし込むまでに時間がかかります。気が向いた時に言霊を発現させるだけでは効果が出にくくなるのです。最初のうちは大変かもしれませんが、意識的に毎日繰り返すことが大切。これまで生きてきた人生で、潜在意識を塗り替えるのは大変なことです。ですが、真剣に自分と向き合うことが成功への近道となります。。
自分と合わない文章は避ける
一週間ほど経っても心に響かないのであれば、その文章が合っていないのかもしれません。しっくりこなければ自信を持って唱えられないので、いくら続けても効果が出ないのです。それならば、もう一度考え直して、自分の魂が響くような文章を作ると良いでしょう。
アファメーションで霊格のある人へ
自己肯定は自分のことを信じられる状態にあること。アファメーションを唱えているうちに、魂のレベルが高まってきます。霊格が高まると自分がこの世にいる意味がわかってくるのです。
今は精神社会とも言われていますが、人生を豊かにするためには、アファメーションで自分をコントロールする必要があります。それは決して簡単なものではありませんが、霊格を高めるとこれまでの見えなかった道が見えてくるかもしれません。人生を変えたい人は、アファメーションを試してみる価値がありそうですね。