都市伝説からジンクスまで。見ると幸運が訪れるウワサ

幸運のサインに敏感になると、チャンスを手に入れる確率が上がります。しかし、サインがわからなければ気づくこともできませんよね。そこでこの記事では、幸運を予兆するジンクスと幸運にまつわる都市伝説を全10選紹介します。すでに幸運の予兆に出会っているかもしれないので、最後までチェックしてみてください。

ジンクスと都市伝説の違いとは?

ジンクスとは、本来は縁起の悪い物事を表す言葉ですが、日本では縁起の良い物事を示すときにも使われています。古くから伝わる伝説やスピリチュアルに基づいているのが特徴です。一方で都市伝説は、巷にはびこる噂や根拠が乏しい近代的な話を意味します。ときには、ミステリー話を指すこともあるでしょう。都市伝説はエンタメ要素が強いものの、中には実際に多くの人が体験した話もあるのです。

幸運の都市伝説①座敷わらし

幸運にまつわる都市伝説で欠かせないのは「座敷わらし」です。座敷わらしは精霊や子どもの神様で見た人に幸運を与えるといわれています。説話集「遠野物語」に座敷わらしの記載があることから、発祥は岩手県遠野の説が有力。見た人によって5~12歳と年齢に開きがあるうえ、背丈や服装もバラバラなので多数存在すると考えられています。一説によると、座敷わらしにはランクがあるようです。ランクが低いと小さくて黒い動物のような姿をし、霊格が高いほど色が白く美しい姿をしているとのこと。座敷わらし「亀麿」を祀る祠が存在する二戸市金田一温泉によく現れる噂があるので、旅行で訪れてみましょう。

幸運の都市伝説②小さいおじさん

2009~10年頃に突如として湧いて出た都市伝説「小さいおじさん」。出会うと恋愛成就や希望が叶うといわれています。沖縄の精霊キジムナー説や座敷わらし説が飛び交ったものの、風貌が中年男性で8cmから20cmのため、新種の精霊として多くの人が関心を持ちました。さらに、共通点として緑のジャージを着ていた、緑の光を放っていたなど緑がキーワードのようです。緑は精霊や神様を表す色で、守護神に守られているメッセージ。また、緑は対人運を上げるので、緑の小さいおじさんと出会ったら人間関係が良好になるはずです。

幸運の都市伝説③六芒星のスポット

日本各地には、六芒星で結界が張られたスポットが存在します。日光東照宮を含む周囲の神社を結ぶと六芒星が浮き出るのは有名な話。その他、富士山を中心に六芒星形に神社が点在しています。さらに、宮城県では、仙台城本丸を起点に伊達家の主要神社が六芒星の形で配置されていたりと、多くの地域に見受けられます。六芒星は邪気を払う結界のほか、幸運・発展・調和をもたらすため、六芒星があるエリアに行くと幸運が舞い込むといわれています。

幸運の都市伝説④ウンチを踏む

ジンクスというには信憑性に欠け根拠があいまいですが、よく耳にするはずです。理由は単純に「ウンチを踏む=運がつく」からだといわれています。しかし、ウンチは夢占いでは運を表すため、一概にばかにできないのです。例えば、ウンチが足について汚れる夢は運気上昇、踏む夢は幸運や金運が入ってくる予兆なのです。夢と現実は違うでしょうが、不運と考えず開き直る気持ちが、開運を呼ぶという教えなのかもしれません。

幸運の都市伝説⑤お天気雨

天気雨にはほかのジンクスと違い、ミステリー要素が含まれる逸話があります。「狐の嫁入り」とは、山野で狐火が連なり狐が嫁入り行列に見える様を指しますが、狐の嫁入りの際は天気雨が降る逸話から、天気雨そのものを意味します。晴天の中雨が降る様子は怪奇現象と恐れられたようです。しかし、天照大御神の遣いの狐が訪れることから、天気雨は吉兆へと捉え方が変わったようです。

幸運のジンクス①鯉が跳ねる

鯉はスピリチュアルで幸運の象徴。古来中国では黄河に迷い込んだ鯉が黄金に輝きを放ち天に昇った逸話があり、登り龍の化身とされ高貴な魚とされています。鯉が勢いよく池から飛び跳ねる姿は、まさに登り龍そのもの。力強いエネルギーを感じられることは運気上昇の予兆なのです。大きく跳ねるほど大きな幸運が手に入るといわれています。

幸運のジンクス②流れ星を見る

流れ星を見たときに、3回願いを唱えるとその願いが叶うというジンクスはもはや定番。この由来はキリストの教えに通じるようです。キリスト教では流れ星を「神が人間界を覗く際にこぼれ落ちる光」と表しています。つまり、神が人間界と近い距離にいる瞬間が、願いを伝えられるチャンスなのです。しかし一瞬で消えるので願いを絞り出すことは不可能ですよね。常に強い信念を持てという教訓も込められているのでしょう。

幸運のジンクス③虹を見る

スピリチュアルで虹は幸福の象徴で、願いが叶うというメッセージを含んでいます。近くで見える鮮明な虹ほど、幸運を手に入れられる確率が高まります。一般的に見られる半円の虹は幸運が訪れるサイン、太陽を囲む円形の場合は神様に見守られている証。そして、二重の虹は努力が報われる予兆です。

幸運のジンクス④白猫を見る

猫はネガティブエネルギーから身を守り、癒やしと幸運をもたらします。中でも白猫が縁起がいいとされるのは神の遣いであるため。白蛇が弁財天の化身といわれるように、白い動物は高次に近い存在とされているのです。しっぽが鍵のようにねじれている白猫に出会ったら特にラッキー。鍵は扉や箱を開ける幸運の象徴なので、大きなチャンスや転機が訪れるでしょう。ただし夜に白猫を見るとは不吉の暗示。神聖な白い生き物が薄明りに照らされた姿は、妖怪や幽霊を連想させるため縁起が悪いとされています。

幸運のジンクス⑤大きく開いた蓮の花

蓮の花には世界中の霊薬が蜜として納められている伝説があります。また、ヒンズー教の神ブラフマンが蓮の花に座っている姿で描かれていたりと、他の花と比べて非常にスピリチュアル性が高いのが特徴です。仏教のシンボルであるように、花言葉は「神聖」「菩薩の心」。極楽浄土を表し、心身の生まれ変わりを意味しています。そのため、大きく開いた蓮の花を見ると、トラブルや人間関係の悩みといった不運から解放されて、幸せが舞い込むといわれているのです。

見ると幸運が訪れる!

どれも絶対的な根拠はありませんが、「信じるものは救われる」というように、信じてみると幸運を手に入れられるかもしれません。見かけたら幸運が訪れるようにお祈りをしましょう。

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